JAL(日本航空)のミスが続いていて、とても心配です。
ある番組で観たところによると、きつい定時制重視、ライバル社への対抗、緻密すぎるダイヤなどで、整備の時間や職員の準備の時間があまりとれず、余裕がない状態が原因だとか。
ストレスを感じている職員も多いようでした。
精神的ゆとりもなくなってしまいミスも余計増えそうで心配です。

ミスが多発してから、JAL内では、職員の意見を上の人が聞くようになったり、ジャンボ機の間の航空機を小型機にして、整備の時間がかからないようにしたり、一応の対策はしているそうですが、便の数を減らしたり、職員に無理をかけすぎないようにしたり、必要に応じて職員を増やしたりなどすることは現在検討していないそうです。
対策が甘すぎる気がします。
重大な起こってからでは遅いのに…。
安全のほうが、時間の正確さよりはるかに重要だと思います。

それに、ダイヤや便を詰めないと客がとれないからといっても、ミスが多発したり、万一の事故が起こってしまったほうが、信頼が失われて、客も減るのではないでしょうか。

20年前の御巣鷹山の日航機墜落事故がおきた今年の8月12日にも、JAL航空機エンジンから出火し、部品が落ちるなどの重大トラブルが起きてしまいました。幸い大事には至らなかったけど、今後も何がおこるかわからないと、とても不安になりました。
もう二度と墜落事故はおきてほしくありません。
しっかりと、対策を見直してほしいと思います。

私は、すでにJALを利用する気にはなれません。
ただでさえ飛行機が怖くて苦手なので、ミスが多いとよけい怖くて乗りたくなくなります。
でも、家族が過去にためたマイレージで、近々JAL機を利用する予定なので、
大切な家族のいのちを預けるのがとても心配です。
客にとって、安心してのれる飛行機であることが重要なのではないでしょうか。

JR福知山線脱線事故についても、時間の正確さを重視しすぎたため起こったとも言われています。
時間の正確さより安全を重視してほしいと心から思います。
バスのように、多少遅れても許されるくらいでいいと思うのです。
いのちの安全性に比べれば、時間が多少前後してもいいのではないでしょうか。
利用者も、そういう心構えで利用するようになれば、航空会社や、交通会社も考えなおすのではと思いますし、すでに、もう利用者の多くも時間の正確さや、サービスのよさよりも、安全のほうが大事だと思い始めていると思います。

交通機関だけではなく、社会全体でも、時間の正確さを重視しすぎているような気がします。
そして、スケジュールをきつくしすぎて、精神的にも肉体的にも追い詰められる人が増えている気がします。

まるで、モモ(ミヒャエル・エンデ/著 大島かおり/訳 岩波書店)の世界のようだと思います。
時間どろぼうに、時間を奪われた人たちは、スケジュールに追われ、時間を有効に使っているつもりが、お金は溜まっていくけど、忙しい忙しいといいながら暮らさなくてはならなくなます。
自分のための時間がなくなり、心のゆとりも失っていきます。
そして、どんどん大切なものを見失っていきます。
今の日本の社会もなんとなくこんな風になってきているように思えます。

モモは、時間にこだわらず、貧しくても、本当の自分の時間やゆとりをもって仲間と楽しく暮らしています。
本当に人生が明るく豊かなのはモモだと思います。

なんとなくゆとりがなく忙しく感じているひとは、今こそモモを読んでみると、何か大事なことに気づくかもしれません。

また、私たちは、世間の時間を絶対的なもの、時間に縛られている気がするととらえがちですが、今年、自分で1時間ずらすサマータイムをやってみたら、時計の時間というのは、絶対でないんだと感じました。時間とは一体なにか、考えさせられました。

なんだか、話がそれてしまいましたが、
とにかく、時間の正確さやサービスもある程度は必要かもしれませんが、
いのちの安全が一番大事で重視すべきものだと改めて思います。
そのための対策を重視する社会になっていってほしいです。


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